【冬場】グリーンで3パット減らす!?良い方法ある???

冬場のグリーンでは「コンディションの読み」が重要

 冬場は寒さによってグリーンのコンディションを均一に保ちにくくなります。つまり冬場のグリーンは非常にアンフェアな状態。パターの名手でもワンパットが難しくなり、アマチュアゴルファーに限らず3パットが増えることになります。

冬場のパッティングは、シーズン中とは異なる注意点がある
冬場のパッティングは、シーズン中とは異なる注意点がある

 トップシーズンに比べると、グリーン上のパッティングスコアは3〜5打くらいは多くなる傾向があります。だからこそ、冬場のグリーンは「読み」を磨くチャンスと捉えて、まずは距離感を合わせ2パット目で「OKをもらえる」ことを目指しましょう。

 そのためには、冬場のグリーンを観察する事が重要になります。

霜などで凍った「白いグリーン」は硬いけど遅い

 霜が降りていたりや凍結したグリーンが硬いことは、多くのゴルファーにとって常識です。ショットやアプローチでは大きくバウンドするためオーバーしやすくなりますが、パッティングする際のスピードが速いとは限りません。むしろグリーンの表面についた霜や氷でスピードは遅くなると考えておいた方がよいでしょう。

霜や凍結した「白」グリーンは、パッティング時のスピードは基本的に遅くなる
霜や凍結した「白」グリーンは、パッティング時のスピードは基本的に遅くなる

また日差しの有無などでアンフェアな転がり方をするため、傾斜どおりに曲がるとも限りません。大きな傾斜がある場合は別にして、「微妙に曲がるかも知れない」ぐらいの時には、直線的にラインを決めて距離感に集中した方が得策です。

 プロのようにたくさんの時間がない中では、グリーンに上がる前に全体を把握することに集中するしかありません。寒くてスムーズにストロークできない冬場こそ、入れることより「距離感を合わせて寄せる」タッチに集中するべきです。傾斜や曲がり幅よりも「転がりを読む」ことを最優先してみて下さい。

溶け始めが「一番遅い」が、乾くと「急に速くなる」

 グリーンの気温が上がり表面の霜や氷が溶け始めると、水分によってスピードが一番遅い時間帯が訪れます。

 雨上がりとまではいかないまでも、ある程度しっかり打たなければ簡単にショートしてしまいます。特に、朝は日陰だったのに途中から日が差すグリーンは注意が必要です。

 一方、朝から日が当たるグリーンの場合、溶け始めから水分が乾くのも速いため、コース全体の中で特にスピードが速く感じます。

霜や凍結が溶け始める時に一番グリーンは遅くなる。その後、表面の水分が乾くと本来のスピードになり「一気に速く感じる」ので注意
霜や凍結が溶け始める時に一番グリーンは遅くなる。その後、表面の水分が乾くと本来のスピードになり「一気に速く感じる」ので注意

冬場のグリーンではホール毎にグリーンのスピードがまちまちに感じるのは、凍結やシートの有無、溶け始めやグリーンが乾くまでの時間が同じではないからです。スピードが違えば同じ傾斜でも曲がり幅が変わり、カップインはさらに難しくなるのです。

 入れごろの距離でも色気を出し過ぎず、まずはグリーンの状態を観察。転がるスピードを予想することで、3パットを少なくしていくことが第一です。冬場のプレーではグリーンに上がるまでの時間もかかりやすくなるため、前後の進行に注意も必要です。プライベートラウンドならカップインに固執せず、早めにOKを出してあげて下さい。

【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)

伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。

【写真】異形なのに「鬼真っすぐ!」 話題のパター「グ



クラブ (ゴルフ用具)

23度)である。0番アイアン自体存在しない。 グリーン上ではパターと呼ばれるクラブを使用する。ボールを転がすことを目的したクラブである。 パターストロークで打つ事が他のクラブ違う特殊な点である。 グリーン面の保護という観点から、通常のアマチュアのラウンドではローカルルールにてグリーンでのパター



冬場のグリーンでは「コンディションの読み」が重要
冬場は寒さによってグリーンのコンディションを均一に保ちにくくなります。
つまり冬場のグリーンは非常にアンフェアな状態。
パターの名手でもワンパットが難しくなり、アマチュアゴルファーに限らず3パットが増えることになります。






(出典 @eGolf_jp)