飛距離15ヤードアップは本当!? ゴルフ関節調律で効果
山本優子 (整体師) 2018年9月ーゴルフ専門ほねほね脱力サロン「naturaca」開業 2019年4月ー一般社団法人日本脱力関節調律協会 設立 2021年5月‐ゴルフ専門ほねほね脱力サロン「naturaca」恵比寿へ移転OPEN 2021年10月ーや・ゆ・よ株式会社 設立 目かくしゴルフ』出版 Amazon POD部門 1位 |
提唱するのは、ゴルフ専門ほねほね脱力サロン
naturaca代表の山本ゆう子先生です。
飛距離が15ヤード伸びるって本当?
昨今、ゴルフ業界で「ゴルフ関節調律メソッド」が話題になっています。提唱するのは、ゴルフ専門ほねほね脱力サロンnaturaca代表の山本ゆう子先生です。
「ゴルフ関節調律」とは、押したり揉んだり伸ばしたりしない脱力をベースとした「脱力関節調律(R)」という独自の治療法を基に、ゴルフの飛距離を伸ばすために新たに開発された施術とのことです。YouTubeでプロゴルファーの横田真一さんとコラボして話題にもなりました。

山本先生はゴルフはやりません。しかし、ドラコン選手やプロゴルファー、競技ゴルファーなどが先生の施術を受けて15ヤード以上も飛距離が伸びているそうです。そんな摩訶不思議な施術が本当にあるのか、飛距離に悩むアマチュア代表としてe!Golf編集部Kが体験してきました。以下は、編集部Kの個人的な感想が多く含まれることにご留意ください。
【編集部K】 今日はよろしくお願いします。そもそも「ゴルフ関節調律」って、どういうものなのですか?
【山本】 「調律」というのは音楽用語で、使い込んだ楽器を正しい音に調整するというものです。人間の関節も同じように、年齢を重ねると硬くなったり、動きにくくなったりしてしまいます。それを正しく動く関節に戻してあげるという施術です。
【編集部K】 正しい関節に戻すと、どのような効果が生まれるのですか?
【山本】 効果は主に3つあります。ひとつは正しく体の構造を使えるようになるので、可動域が広がり、パフォーマンスアップに繋がります。ふたつめは一生、元気に使える体の使い方を身につけることによって、痛みや疲れがなくなった結果、身体がイメージ通りの動きができるようになり再現性の高いスイングになります。ゴルフ以外の疲れもなくなると思います。3つめは、セルフケアを習得することで常に正しい関節の使い方ができる体になることです。
【編集部K】 なぜ、ゴルフ専門の施術にしたのですか?
【山本】 私は元々、体の治療家だったのですが、通ってくれるお客さんにゴルフをやられている方が多くて、皆さんから飛距離が伸びるようになったと言われることが多かったんですね。なかには「先生のところに通ってから、30ヤードくらい飛ぶようになった」という人もいました。それをキッカケに、私の施術はゴルフに効果があるんだと思ったからです。私はゴルフをやらないので、スイングのことはわかりませんが、体を正しく使えることで飛距離が伸びたのだと思います。
【編集部K】 正しく体を使うことが正しいスイングにもなるということですね。理にかなっていると思います。さっそくですが施術を体験させてください。
【山本】 はい。では、まずこのグリップを持って素振りしてください。動画で撮影しながら動きの癖をみます。

【編集部K】 はい。こんな感じですか?
【山本】 なるほど。わかりました。体ではなくて腕を使って振っている感じがします。関節にも力が入りすぎているので脱力できていません。もう少し、関節の力が抜けてくると、体が連動して動いてくると思います。
【編集部K】 体がガチガチなんですよね。
【山本】 基本的な施術からはじめたいので、まずは床に横向きの姿勢で寝てください。ヒザは軽く曲げて、両手を合わせたところから、片方の手を反対側に180度まで大きく開いてください。

【編集部K】 すみません。体が硬くて90度ちょっとしか動きません。
【山本】 それは腕だけを動かしているからです。体の中心を動かすともっと腕が動くはずです。
【編集部K】 ホントだ! 背骨を少し意識すると、腕が背中の方まで回ってきました。

【山本】 ちょっと良くなりましたね。でも、もっと動くようになるはずです。体の中心の骨ってどこだと思いますか?
【編集部K】 背骨ですか?
【山本】 そう言われる方が多いのですが、実はお尻のところにある仙骨という骨です。

【山本】 人間の体は仙骨から背骨、肋骨、胸骨、肩甲骨という順番で力が伝わって行くと、理科室にある人体模型をゆらゆらと動かしたように、全ての関節がスムーズに動くようになります。仙骨を意識するためには、一度、ヒザ立ちの姿勢になってください。そこからデンデン太鼓のように上半身を回してください。

【編集部K】 結構、難しいですね……。
【山本】 まだ力が入っていて、全然、脱力できていません。仙骨から背骨に力を伝えて、背骨から肋骨、胸骨、肩甲骨、そして最後に腕から手首が動くようにゆらゆらと動いてください。
【編集部K】 なるほど。デンデン太鼓をイメージすると、ちょっとわかってきますね。これくらい、力を抜かないと関節が連動して動かないんですね。

【山本】 そうです。脱力しているつもりでも、関節に力が入ってしまっている人はすごく多いです。だから、今日やった寝返りの運動とデンデン太鼓はすごく効果があります。簡単なトレーニングなので自宅でもできると思います。最後に、もう一度、グリップを握ってスイングしてみてください。
【編集部K】 すごい! バックスイングがすごい大きくなっているし、体が回るスピードが上がった。これは確かに、ボールを打ったら飛距離が伸びていそうです。

【山本】 残念ながら当店にボールを打つ施設はないのですが、実際に飛距離が伸びたという声はすごく多いです。今日はありがとうございました!
【編集部K】 1時間で体がすごく軽くなった感じがします。次のゴルフが楽しみです。
後日、編集部Kが施術の効果を確認しに練習へ行ったところ、今までの力任せのスイングと比べて、腕に力を入れず脱力したスイングでも飛距離が変わらなかったことに驚いたといいます。
今回教えて頂いたトレーニングを続け、もっと身体の動きを理解できるようになれば、力任せに打たずとも飛距離アップが叶うだろうと身をもって感じたそうです。
スイングや飛距離にお悩みのゴルファーの皆さんもこの「ゴルフ関節調律」を体験して、関節からスコアアップへアプローチしてみてはいかがでしょうか。
撮影協力
ゴルフ専門ほねほね脱力サロン
山本ゆう子さん
一般社団法人日本脱力関節調律協会 代表理事
や・ゆ・よ株式会社 代表取締役
ゴルフ専門ほねほね脱力サロンnaturaca 代表
武蔵野美術大学特別講師
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