『３度目の「ゴルフボールリフティング」
挑戦でギネス記録達成、山口のイワンさん「やればできる」』
こんなチャレンジがあったのね！！


３度目の「ゴルフボールリフティング」挑戦でギネス記録達成、山口のイワンさん「やればできる」
　山口県宇部市在住のインドネシア人ＩＴ会社経営者、イワン・リャ・ウィジャヤさん（５３）が「ゴルフボールリフティング」を１時間４４分３２秒にわたって続…
（出典：読売新聞オンライン）




ゴルフボールリフティングでギネス世界記録に認定されたイワンさん

　山口県宇部市在住のインドネシア人ＩＴ会社経営者、イワン・リャ・ウィジャヤさん（５３）が「ゴルフボールリフティング」を１時間４４分３２秒にわたって続け、ギネス世界記録に認定された。「やればできると、自分を信じれば何でも達成できることが証明できた」と胸を張る。（小林隼）

　ゴルフボールリフティングは、ゴルフボールを地面に落とさないようにクラブではじき続けるもの。静岡県の男性が持つ１時間４１分３１秒の記録を塗り替えた。

　イワンさんが始めたのは、コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えた２０２０年秋。女子プロゴルファーがクラブでボールを打ち上げ、そのままズボンのポケットに入れる姿をテレビで見て魅了された。

　元々ゴルフ好きで、無償で教室を開くほどの腕前だった。日々の練習の合間にまねをするようになり、最初は１回もできなかったものの、次第に打ち続けられるようになった。ギネス記録の存在も知った。

　腕を磨く中で、「体の中心にボールを寄せれば安定性が高まる」という独自の理論を導き出した。クラブを股の間にくぐらす奇抜なスタイルを編み出し、リフティングの時間を延ばしていった。

　昨年１１月１３日の初挑戦は、クラブとボールの接触音がひたすら響く静かなトレーニングルームの雰囲気にのまれて失敗。１２月２３日の再戦では、２日前の交通事故で肋骨（ろっこつ）にひびが入った状態で臨み、痛みで呼吸を乱して涙をのんだ。

　年内に決着をつけたいと、覚悟を決めた１週間後の３０日。体育館で他人がスポーツをする「心地よい」雑音の中、クラブを握る指先の神経を研ぎ澄まし、呼吸を乱さず、視線はひたすらボールに注いだ。

　１秒間に２、３回のペースでボールを「コンコンコンコン」とリズムよく打ち続け、気がついたときには、静岡県の男性の記録を３分１秒上回っていた。ギネス記録の更新を果たした瞬間だった。

　高校卒業後、インドネシア政府の派遣留学生として来日し、山口大や同大大学院で電子工学などを学んだ。システム開発会社勤務を経て、００年４月に宇部市でＩＴ会社を起業。母国にも同様の会社を設立し、事業を軌道に乗せた。

次の目標は、クラブを２本使った「二刀流」でギネス記録を打ち立てることだ。こちらも同じ静岡県の男性が１時間２分３２秒のギネス記録を持っており、これを超えることを目指している。

　イワンさんには日本とインドネシアの懸け橋となり、両国の友好を深めるという人生の目標もある。「自分を成長させてくれた両国に、少しでも明るい話題を届けたい」と決意を新たにしている。



（出典 @YOL_sports）


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