<ダイキンオーキッドレディス 初日>
◇29日
◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)
◇6595ヤード・パー72
「ティショットがすごく荒れていたけど、パッティングとアプローチが結構よかったのでアンダーで回れた」。吉本ひかるが5バーディ・1ボギーのプレーで、2024年初日を4アンダーで回りきった。難易度5番目の16番パー3ではチップインでバーディも奪うなど、小技がさえた1日に胸をなで下ろす。
フェアウェイキープは半分の7回。パーオン率は10回とショット面で苦しんだが、パット数はこの日最少タイの「24」。昨年はツアーでいちばん“3パット率”が低かったパット巧者が、この日もなんとかパーを拾い、チャンスをものにした。ショット不振でも「他でもカバーできるとは思うので、あまり考えすぎない」と、気持ちの余裕が好スコアを呼び込んだ。
昨年は2戦目でツアー初優勝。2019年以来となるシード復帰も果たし、今年はさらに浮上を目指す。シーズン序盤が得意?と聞かれれば「あります」という答え。昨年に続きスタートダッシュを決めたい。そんななかで、いま掲げるテーマはスイング時の『力感』だという。
スイング中の「力の入れどころじゃないですけど、その辺があまりうまくいかなかった」と昨年後半の悩みを調整している最中。「自分が今、何割で打っているのかとかをしっかり把握しながら打っていきたい」。試合だからこそ生まれる力みに注意ながら回っている段階だ。
黄金世代の一角で、2月25日に25歳になったばかりで、若手の押し上げが激しい女子ツアーのなかでは中堅の域。昨年を超えるシーズンとするため、相性のいい春先でツアー2勝目へと向かう。
(出典:ALBA)
吉本ひかる選手の飛距離が190ヤードになったとは驚きですね!
彼女の努力が報われたようで、本当に嬉しいです。これからも応援していきます。
“泣き虫”吉本ひかるに春の高知で訪れた歓喜【2023年涙のワケ】
今年も“初優勝”、“復活V”などの見出しが踊り、印象的なシーンの数々が人々の心を打った男女ゴルフツアー。そのなかで選手たちが流した『涙』にスポットライトを当て、シーズンを振り返ってみよう。
国内男女ツアーは2023年のシーズンが終了。男子は中島啓太が賞金王を戴冠し、女子は山下美夢有が2年連続で女王の座についた。そのなかでは、今年も“初優勝”、“復活V”などの見出しが踊り、印象的なシーンの数々が人々の心を打った。そのなかで選手たちが流した『涙』にスポットライトを当て、シーズンを振り返ってみよう。
プロ7年目でようやく訪れた歓喜の瞬間。今年3月に高知県で行われた「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ」でツアー初優勝を手にした吉本ひかるがすぐに思い出したのは、ここに至るまでの苦しい日々だった。「長かったですね」。仲間、そして家族のもとに駆け寄った時には、すでにその目は真っ赤になっていた。
まだ地元・滋賀県の滋賀短大附属高3年生だった2016年に、下部のステップ・アップ・ツアーで史上4人目(当時)となるアマチュア優勝。17年に受けたプロテストも一発合格を果たし、19年には初シードを獲得と、“黄金世代”の有力選手として順調に歩みを進めていた。その19年には「KKT杯バンテリンレディス」、「フジサンケイレディス」と2週連続の2位に。『いつ初優勝を挙げるのか?』が話題になる選手のひとりになった。
しかし、新型コロナウイルスの影響で2年間が統一された20-21年シーズンに入り“異変”が。ドライバーは曲がり、その飛距離は190ヤードほどまで落ちるなど、特に21年はどん底まで落ちた。これではゴルフにならない。予選通過もままならなくなり、シードを喪失した。同年末のQTは38位で乗り切り、22年もレギュラーツアーを主戦場にできたが、長いパットを沈め、ようやくパーを拾い続けてつかみとったもの。「一番つらかった時期ですね」。ガマンしてチャンスを待つ吉本のプレースタイルの根幹が崩れさっていた。
「もうこのままゴルフを楽しくやれないのかな、とか、いろいろなことを考えた時期もありました」
しかし、その苦しみの縁から、たゆまぬ努力で這い上がった。それまで感覚だよりだったスイングについて、しっかりと考えるようになったのもこの頃だ。トレーニングでも、今まで以上に汗を流した。「(19年は)優勝を目指してやっていたけど、自分の考えが甘かったなって思います。今の方がスイングも分析してやるようになったり、ゴルフのことをしっかり考えています」。22年もシード復帰とはいかなかったが、考え方の変化に比例するようにプレーにも徐々に復調の兆しが表れ、そして迎えたのが23年シーズンだった。
記念すべき1勝は、ささきしょうことのプレーオフを制してつかんだもの。しかも、その2ホール目にピン左奥9メートルからのバーディトライを決めて決着をつける勝負強さを見せつけた。首位で迎えた最終日に、逆転負けを喫した19年のフジサンケイレディスなど、プロ入り後は悔し涙を流す回数のほうが多かった。自らのことを「泣き虫」と認める24歳が、ようやく流したよろこびの涙だった。
こみ上がってくるものは、優勝から少し時間が経った後に行われた会見でもなかなかおさまらない。特に家族について聞かれた時は、「本当に悪い時もすごい励ましてくれて、感謝の気持ちしかないです」と、何度も言葉を詰まらせた。メルセデス・ランキング32位で終えたシード選手に復帰したシーズンは、さらなる飛躍を予感させるもの。「もっと優勝できるように頑張ります」。うれし涙は何度流してもいい。(文・間宮輝憲)
ネットで噂のある難病説!
色々と調べてみましたが、根拠は見つかりませんでした。
心配しなくて良いみたい!!
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@piyofumin4一時は飛距離190ヤード…どん底からの復活劇 “泣き虫”吉本ひかるに春の高知で訪れた歓喜 ...16:40 #男子ゴルフ 詳細:a.r10.to/hucvrs 47news.jp/10277891.html
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